貴族社会が崩壊を迎える平安末期、京を舞台に勃発した保元・平治の乱。武士中心に語られてきた通説は、錯綜する兵乱の真実を本当に捉えているのか。河内源氏と伊勢平氏を巻き込み、王家と摂関家が骨肉の争いを繰り広げた保元の乱。政治の実権を握った信西を、院近臣藤原信頼らが源義朝の武力で倒すも、平清盛に敗北、河内源氏の壊滅と清盛の勝利を招いた平治の乱――。野心に燃える貴族と武士たちが鎬を削った、闘いの真実に迫る!続きを読む
- 出版社 :角川学芸出版; 一般文庫版 (2012/7/25)
- 発売日 :2012/7/25
- 言語 :日本語
- 文庫 :272ページ
- ISBN-10 :4044092036
- ISBN-13 :978-4044092030
- 寸法 :10.6 x 1.1 x 15 cm