中世武士は地方の所領に根を下ろすイメージが強いが、実際には北は陸奥から南は薩摩まで列島間を移動していた。京都や東国と関わりを持ちつつ、九州で活動した中世成立期の有力武士団を取り上げて実態を検証。在京活動のなかで各地から出仕してきた傍(ほう)輩(ばい)とのネットワークを築き、様々な情報を得て果敢に活動の空間を広げた武士たちの姿に迫る。続きを読む
- 出版社 :吉川弘文館 (2017/3/20)
- 発売日 :2017/3/20
- 言語 :日本語
- 単行本 :208ページ
- ISBN-10 :464205846X
- ISBN-13 :978-4642058469
- 寸法 :12.8 x 1.4 x 18.8 cm