源義経らの活躍で源氏が勝利し、鎌倉幕府の成立史として語られる源平合戦を、敗れた平氏の視点から描くと何が見えてくるのか。『平家物語』を中心に、富士川から壇ノ浦にいたる経過を、在地勢力の動向とそれら集団のもつ性質を解き明かしつつ詳述。軍事制度の変遷、武人としてのあり方の違い、後白河院の関与、戦争目的の変化など、多方面から描く。続きを読む
- 出版社 :吉川弘文館 (2018/12/18)
- 発売日 :2018/12/18
- 言語 :日本語
- 単行本 :221ページ
- ISBN-10 :4642058796
- ISBN-13 :978-4642058797
- 寸法 :13 x 1.5 x 18.8 cm