戦国の世を終わらせ、約260年続く江戸幕府を開いた徳川家康。ただ、その偉業に対して適切な評価がされてきたとは言い難い。豊臣秀吉の没後、豊臣体制の重臣という規定の中で、家康はどのように天下を見通し、太平の世の礎を築いたのか。関ヶ原・山中の戦いから征夷大将軍任官と退官、大坂夏の陣に至っての豊臣氏滅亡まで、一次史料を丹念にたどり、通説や俗説を排して、「人間」としての家康が直面した後半生の課題と決断を描く。続きを読む
- 出版社 :光文社 (2023/11/15)
- 発売日 :2023/11/15
- 言語 :日本語
- 新書 :490ページ
- ISBN-10 :4334101313
- ISBN-13 :978-4334101312
- 寸法 :2 x 10.6 x 17.2 cm