家康の「小山評定」、小早川秀秋への「問鉄砲」、三成と吉継の友情物語はすべて作り話!? 一次史料を駆使し、従来の“関ヶ原”史観を根底から覆す衝撃の書!東西両軍の主要武将を網羅した初の列伝。「関ヶ原」には、よく知られたエピソードが多い。だが、それらを一次史料で丹念に検証していくと、歴史的事実とは言えないことがあると、次々とわかってきた。どこまでが「事実」で、どこまでが「フィクション」なのか・豊臣七将による三成襲撃事件も一次史料にはなし。・「小山評定」における福島正則の大演説は作り話。・石田三成と大谷吉継の“涙あふれる友情物語”は根拠がない。・“お飾り”の西軍総大将ではなかった毛利輝元の野心家ぶり。・小早川秀秋への“問鉄砲”は完全なるフィクション。・前田利長は戦後に大老の地位を失った隠れた“敗者”。・9月15日以降も上杉vs.伊達&最上の“東北の関ヶ原”が続いていた。【本書で扱う武将たち】徳川家康上杉景勝伊達政宗最上義光毛利輝元石田三成宇喜多秀家大谷吉継前田利長長宗我部盛親鍋島直茂黒田長政小早川秀秋福島正則続きを読む
- 出版社 :朝日新聞出版 (2020/6/12)
- 発売日 :2020/6/12
- 言語 :日本語
- 新書 :336ページ
- ISBN-10 :4022950803
- ISBN-13 :978-4022950802
- 寸法 :17.2 x 10.7 x 1.6 cm